ラリー岡崎SNSハッシュタグキャンペーンフォトコンテスト入賞者発表!!

【総評】
今回も「ラリー岡崎SNSフォトコンスト」に多数のご応募をいただきました。
このコンテストをターゲットにしっかり写真を仕上げていただいた方はもちろん、図らずもハッシュタグをつけて偶然投稿(応募)をしていただいた皆様まで、非常に多くの写真(作品)をじっくりと拝見させていただき、その中から、関係者の方々とともに選考の上、9作品を選出させていただきました。ありがとうございました。

入賞作品を見ていただければわかる通り、応募作品は、岡崎市中央総合公園(中総)場内各地、そして額田SSでのギャラリーポイントはもちろん、リエゾン区間まで実にさまざまな場所で撮影をされており、またその内容もしっかりあって、個人的には前回よりもこの選考の時間を楽しめる内容となりました。

このフォトコンテストの選定の基準は、これまで同様、ラリーカーのカッコよさ、ラリーを応援する楽しさ、そのロケーションの良さといったところで、この基準は今回も変わることはありません(危険なポイントでの撮影はNGとしております)。特に3点目のロケーションについては、岡崎らしさ、額田らしさを盛り込んでもらえているかというのが選考の大きなポイントとなっていますし、皆さんがどう岡崎らしさを切り取ってくるのか、も作品を見る楽しみのひとつでありますね。


【選評】
そんな選考基準の下で作品を拝見させていただきました。
ハッシュタグのボリュームとして多かったのはやはり味噌樽のある「井伊直政の陣エリア」でした。が、これはプロのカメラマンも同じ位置にいるため、似た構図になりやすく、選考としては難しかったですね。ここはやはり“ひとひねり”が欲しいところで、岡崎の八丁味噌の味噌樽と合わせるのならば岡崎市出身の山本悠太選手というところにポイントを置くのもあり、だと思います。

また同じ中総の多目的広場の「徳川家康本陣エリア」での観戦となると、比較的長い時間ラリーカーが目の前を通るため流し撮りにぴったりだったと思います。流し撮りはその撮影ポイントをうまく決めていかないと、ただの木立の横を走り去るラリーカーというぼんやりした写真となってしまいます。このコンテストで考えるなら背景に幟旗を入れ込んでもらうのが絵としてまとまりますし、岡崎らしさを表現することができたと言えます。

他にも、中総では「酒井忠次の陣エリア」など岡崎市街を見下ろすポイントがいくつかあります。ラリーカーと絡めようとすると難しいですし、昼近くの遠景が最もぼんやりするタイミングという時間帯もあって、狙いにくくもありますが、それでもこれに挑戦していただいた方々もいらっしゃって、この挑戦する姿勢は評価したいですね。

額田SSのギャラリーポイントは残念ながらイノシシ除けの電気柵が視界を遮ることになってしまっていました。それでも、脇道など電気柵が写りこまないところもありました。朝一の夜明け前の暗い中での場所取りでは難しいかもしれませんが、積極的に撮影ポイントを探すことも良い絵作りには必要ですね。

中総も額田もそうですが、メディアとしてコース脇で撮影をすることを許されたプロカメラマンなら簡単に撮影できるけれど、一般観客席のギャラリーエリアでそれを上回る写真をどう切り取れるか、というのは常に撮影者の腕の見せどころでもあります。今回の作品の中で、これはどこで撮ったんだ?と思わせるような一球入魂というべき写真もありました。やはりそういった熱のこもった作品も評価が高かったですね。
リエゾンなどの写真も選に入っております。ラリージャパンでは岩村の城下町が有名ですが、必ずしも絵になる家並みでなければならないわけではありません。道路標識や看板を入れ込むことも有効ですし、その街らしさをどううまく切り取るか、ですね。また、リエゾンはSSと違ってマシンに近づけることも特徴の一つです。そういった作品がちょっと少なかったのは残念です。次回はかっこいいリエゾンの作品が増えるのを期待しております。

そんな感じで今回の選考をさせていただきました。入賞された皆様、おめでとうございました。
今回選に漏れた方、また、今回応募するのを忘れたという方も多いかもしれません。この11月にはラリージャパン2024がまた開催されます。岡崎市では次回も引き続きフォトコンテストを開催していく予定ですので、次回こそはぜひ参加してください。

次回も、選定の基準としては、メディアが発信しているようなわかりやすさは不要です。
岡崎らしさ、そしてひたすらかっこよさを追求してもいいでしょうし、ラリーカーが写っていなくてもラリーの現場の楽しさが伝わるのなら、それもありです。
また前回交換レンズでおなじみのシグマが、無料でレンズ貸し出しを行ってくれましたが、次回もこのサービスを継続してもらえるようプッシュをしておりますので、あえて使ったことのない望遠レンズでの挑戦も可能だと思います。

ぜひ、次回も気合いを入れてこのコンテストに応募していただければと思います!
ご応募お待ちしております!!

特選賞はこちら

   しゅさん

優秀作品はこちら

hamatt13さん

ryo-sk0205さん

りょーさん

weinさん

オカザえもん賞作品はこちら

忍びさん

okb7160さん

mas_niwaさん

なかしさん

<フォトコンテスト審査員長>

青山義明氏
岡崎市藤川町出身。
世界をまたにかけ活躍する
モータースポーツ・カメライター
(フォトジャーナリスト)

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP